生産職人が絶滅の危機に瀕している問題【結晶装備】

2022/09/30

今、アストルティアでは生産職人が絶滅の危機に瀕している。

悲しい現状を訴えるのはオルフェアの町に暮らす安西直美さん（仮名）

話はこうだ。

素材「汗と涙の結晶」を入手することを前提とした武器や防具「結晶装備」

「結晶装備」と聞いてどのレベル帯の装備を連想するでしょうか

60？70？いいえ、現在はレベル93装備までが結晶装備と呼ばれています。バージョン6.2時点でLv93装備まで原価価格の見直しがされて作りやすくなっています。

道具代含めた原価も安いモノは5万前後から始まり、高くても10万弱とリーズナブル。たとえ出来の良さが★3じゃなくても初級や中級錬金を付けてバザーに出せば十分黒字で回収できる。（93装備になると作成の難易度高いですが）

80以上の結晶装備の認知度が低くバザーの回転が悪い

結晶装備の主流はレベル80～93帯の装備です。にもかかわらず、原価約5万で作れる80装備も市場では初級錬金付けた装備（結晶49個）が何倍にも高値で市場取引されてしまっている現状。酷いときには15万→70万Gになっているとか。

中には中級錬金付けただけで100万越えの装備もある。80装備をこの価格で欲しがる人は希薄で相場はメチャクチャ。

初級錬金を付けた80装備。結晶の個数は49個だ。

現在、汗と涙の結晶の価格は1個当たり3200G

もしこの価格「259,000G」で購入して結晶を取り出しても「156,800G」にしかならない。10万以上の大赤字だ。それでも買ってしまう人がいる。

Lv80～93の装備は原価が手ごろで結晶装備として適しているのに世間での認知度が低すぎるのだ。

「安く仕入れて高く売る」商売の基本ではありますが、善意で安く提供しても転売ヤーによって市場が荒れてしまうことに悲しむ安西直美さん（仮名）

「片手剣」を旅人バザーで見てみると最新装備以外出品はほとんどない状態。40品もあれば多いという現状。80装備ですら25品と17品しか出品されていない。（はやぶさ改はアンルシア需要か）これは片手剣だけではなく全ての装備に言えることだ。

作っても売れない
↓
作る意味がなくなる
↓
職人勢のモチベーション低下
↓
職人減少、出品減少
↓
最悪の悪循環へ

職人ユーザーにとってお金を稼ぐことが全てではない。職人レベルが上がり経験を積めば結晶装備以外にも色々な装備を作ってみたくなるのが普通。しかし、最新装備以外の需要が低いため、レベル95～110帯の装備作ってみたくてもバザーで捌けず在庫だけ増えていくのでは作りたくても作れない。高レベル帯の装備原価は数十万～100万くらいするからリスクがある。