【全13件】いつまでDQXは続くのか問題についても言及「教えて青山さぁぁぁぁぁん！」コーナーのまとめ

2021/10/24

2021年10月23日放送「ドラゴンクエストX秋祭り2021」内の「教えて青山さぁぁぁぁぁん！」コーナーのまとめ

教えて青山さぁぁぁぁぁん！

このコーナーでは、目覚めし冒険者の広場で事前に募集した開発者への質問を回答します。

開発・運営チームのみなさんがもしもゲーム内NPCだったらどのキャラがいいですか？

堀井「乗り物や駅弁が好きなのでホーローがいいかな」

竹若「キャラというよりドワーフの精神になりたい。あえて言うなら地の神ドワーフの種族神ワギになりたい」

椿「グレイツェルは大好きだけど自分がなるならイルーシャ」

安西「ベルトロ。ヴァレリアの部下になりたい」

小澤「ヴァレリア。まさか安西さんがベルトロと言うとは思わなかったｗ理由は彼のような部下が欲しいから」

青山「なりたいというか、もしこの世界の人間だったら王立研究所で働いてて出世してドゥラ院長かな」

バージョン2以来に復帰するけど

安西「どっちが正解はないけど…バージョン2のストーリー進めてください。それからバージョン5で新しいキャラクターも始めてください。両方やるのがいいと思います。『最新はこんな感じなんだ～』というのも楽しめるし、もちろん最初からストーリーを進めたほうが〇〇のキャラはこういう生い立ちだったり関係性なんだとかやらないと分からないことが多い。両方やるといいよ！」

椿「隅々まで楽しみたいなら、あのキャラがまた登場するパターンとかあるしきっと楽しめる」

青山「これバージョン6から始めてもいいですよね。」

安西「フォステイルは誰？って感じにはなるかもしれないが（バージョン1から始まった物語はバージョン5で完結して）バージョン6は新しいおはなしなので、いきなりバージョン6から始めても面白いと思います」

主人公の兄弟姉妹というアイデアはどう生まれたの？

青山「これ私も知りたいですね」

堀井「最初始める時に自分のキャラクターを作るのは当たり前じゃないですか。それ＋兄弟姉妹も作れたほうが面白いかなって。面白いのが実際に妹がいる人はゲームでは妹以外を作る人が多い」

青山「私も妹がいますが絶対に妹は作りませんね」

竹若「たしかに僕も妹いますが違いますね」

椿「私も妹いるけどたしかに・・・」

堀井「やっぱりいないものねだりなのかな」

安西「私姉がいますが、姉を作りました」

他「ええ・・・例外が・・・ざわざわ」

青山「家族の幸せ度合いで決まるのかもしれませんね」

椿「主人公は5種族に姿変わるけど、兄弟姉妹も種族に変わるって設定はなかったんですか？」

安西「主人公は人間ではない姿に変わってしまうじゃないですか。元の姿を覚えてててくれる存在が必要だったんです。それが兄弟姉妹。この設定は最初のほうでもう決まっていた」

青山「オンラインゲームだからっていうのは意識されたんですか？」

堀井「そうですね。自分の身内がオンラインの世界に登場するのって楽しいかなって。主人公はオンラインの世界へ行くけど、兄弟姉妹はオフラインの世界に取り残されたままっていう設定だったんですよ。」

竹若「そして主人公と兄弟姉妹と大きく関わっていくストーリーがね・・・」

安西「バージョン3で兄弟姉妹がこんなに登場するとは思わなかったユーザーがたくさんいたはずなので、再度キャラメイクさせるかどうか悩んだ」

小澤「兄弟姉妹、4キャラ分のセリフを作るのが大変だった」

安西「バージョン5終盤で兄弟姉妹愛を伝えてくれる人がたくさんいて、本当によかったなぁ思うし、大切にしていかないとなぁって思います」

竹若「まさかこんなに兄弟姉妹がガッツリ絡んでくると思わず、適当なメイクと名前でやってた。自キャラはメガネガードで兄弟姉妹はレーシックという名前だった」

バージョン1で作られた町のブラッシュアップはしないの？

青山「実は私自身もやりたいと思っていました。開発スタッフも良いものを作りたいので作り直したいという声が多かった。ただプロデューサーという立場で言うとそこに開発コストをかけるなら新しいマップを作ったり、新しいマップをより綺麗にしてほしい。既存マップを綺麗にして向上できるような予想ができればいいんだけど、難しい問題で現状は計画にないです。」

安西「青山さんの言う通りで過去に何回か既存マップを綺麗にしたいよねって話をして検証していたが、それをやると（リソースが足りず）次のバージョンで新マップ作れないよねという結論になってしまう。」

椿「何年も遊んでるユーザーからすれば見慣れた光景だけど、今新規で始める人からするとバージョン1と6のグラフィックの差を感じてしまうよね」

安西「表現は変わるけど、オフライン版で新しいアストルティアのマップを作っていただいて、そっちを楽しんでいただけたら幸い」

プレイ時間差がなくても楽しく遊べるようにしている工夫や苦労は？

安西「特別な工夫をしているわけではないが、元々がドラゴンクエスト10はオンラインゲームを遊び慣れていない人でも楽しめるようにという思想から始まっているので、コンテンツを作るときに一人でも多くの人に遊んでもらえるようにするにはと検討しながら作っています。例えばコロシアムならバトルグランプリでオートマッチングで遊べるようにしようよとか、その方法はコンテンツやイベントによって違いますが、必ず間口を広げるようなことはやっています。」

小澤「このゲームのスタートのコンセプトが『一人でも遊べる』だったので、そこは刷り込まれているというか作るうえでの大前提となっているので、あえて意識して作ってることはない」

堀井「実はドラクエ10を作る前に某MMOをソロプレイで遊んでいたんですよ。人とパーティを組むのが面倒くさくて。そのゲームはソロでレベル上げがすごく大変だったので、そこで生まれたのがサポート仲間キャラクターというシステムなんです。なぜサポート仲間かというと、自分がログアウトしているときにでも楽しめるようにしたいなって。“人と人との軽い繋がり”それが良かったのかなと思います。」

カラーリングの種類増やさないの？

小澤「募集します！ぜひ提案広場の『オシャレ活動』カテゴリに書いてください～。カラーコード書いてくれればそのままの色実装しやすいです。」

バージョン6のロードマップの公開予定は？

安西「先の予定まで公開しちゃうとやり辛いので本当は出したくない。ただ、ロードマップではないが、バージョン6前半では〇〇やる予定だよという話を次回DQXTVで話したいと思います。」

おしゃれ錬金効果が付いた鎌がほしい

安西「これなにか理由あったんだっけ？」

小澤「この質問事前に見させてもらってて、調べたら当時の鎌担当プランナーの意向で鎌のおしゃれ錬金外してました。その理由は今でも不明。ただ、当時はまだ鎌がスパスタで装備可能になる話はなく、“余分な効果”扱いにしてた。」

堀井「（これから）入れてもいいんじゃないの？」

小澤「検討します～」

椿「大地の竜玉におしゃれ付いてみんなから忌み嫌われていた時代ありましたしね～」

仲間モンスターの追加の予定は？

小澤「要望はたくさんあるのは知っています。開発事情になってしまうんですが、プレイヤーの特技を追加するのと同じかそれよりちょい上くらいのコストがかかる。青山さんが言ってたように仲間モンスターに開発コストをかけるならプレイヤーのスキルに比重を置いたほうがいいよねという理由。一応、“努力目標”という形ではやりたいねとは考えています。実は次の仲間モンスター候補も決まっている。転生回数はバージョン6.0で解放されますし今後も行う予定です。」

錬金釜で新しいコインボス追加しろ

安西「今はスライダークまでですが、今後も追加されます。ロスターのお題の最新ボスはスライムジェネラルまで。次にスライダークが追加される予定。そして今後はロスターのお題と足並みをそろえて錬金釜でもコインボスを作れるようにしたいと考えています。順次対応予定なのでもうちょっと待ってね」

椿「SPふくぶき5等（ボスメダル）も変えてほしいよね」

安西「検討します」

未開放ギルドの開店予定は？

安西「今のところで言うとない。今から新しい職人が追加されたところで…ね。ただ、ここでないと名言していてしまうとアレですが、んんんんん～…ってことで。花摘み、陶芸、薬剤ねェ・・・。採掘ギルドがお宝の写真のように生まれ変わったように、ギルドの場所を別コンテンツとして活かすことはあるかもしれない。」

安西「実は開発当初、採掘ギルドが一番最初に作っていたギルドだった。βよりもはるか昔のプロトタイプのころ。」

小澤「洞窟で掘ってましたよね」

青山「なんでボツになったんでしたっけね？つまらなかったから？」

安西「キラキラに代わりました。キラキラ拾いと被ってしまうので採掘ギルドはなくなった」

過去にあった自キャラの３Dフィギュアを作るサービスやって欲しい

青山「皆さん3万くらいなら出すよ！と仰ってくれるんですが…10万円くらいかかるんですよ。体制を整える必要性もあり有償サービスでは難しい。ただ、前回のようにDQX10周年のタイミングでプレゼントという形でやりたいなとは思います。」

安西「昔にテストしたことがあったが、3Dフィギュアの耐久性の問題で配送するときにフィギュアが壊れてしまうんですよ。」

青山「もしやるとしても完全受注生産か抽選プレゼントのどちらか」

堀井「もし作るならサイズはどのくらい？」

青山「15ｃｍくらい」

青山「ちょうど数カ月前、スタッフから『3Dフィギュアの性能が上がって実現できそうなんですよ～』という話があったが、結局ダメだった。諦めてはいないが実現できないか日々頑張っている」

小澤「オフライン版のようなデフォルメされたちびキャラだったらどうなんですかね？」

青山「等身変換コストをどうするかの問題はあるが、それなら折れやすいとかはないかもしれない。でもエルフの羽とかどうすんだって話ですよね」

あと何年続きますか？

青山「10年というキーワードに囚われてる人多いんですが、あくまでも10年は目標としていた通過点。我々は10年と言わず、20年30年やっていきたいと思っております。もちろんそれ以上続けたい気持ちです。

技術の話になるとコンピューターの世界では有名な『2038年問題』というものがあります。2038年1月に1970年1月に戻るシステムバグ問題がある。私がテクニカルディレクター時代に『2038年問題はクリアしようね』という前提でこのゲームを設計してた。当時の私はもちろん、2038年までDQX続ける気満々でいました。プロデューサーになった今でもその気持ちは変わりません。しかし、我々の意気込みだけでは実現はできなくて。冒険者の皆様の“応援”が必要なんです。応援というのはドラゴンクエスト10を遊んでくれることが応援。みなさんDQXを楽しんでもらえますでしょうか？よろしくお願います。」

椿「ふぅん。でもノストラダムスの予言来なかったしね。」

青山「それと一緒にしないでくださいｗ」

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